ブログ日記をもとにした映画化作品。
テレビドラマ版の存在も知らず、全くゲームをしないので今作は完全にノーマークでした。
青山シアターさんのオンライン試写視聴の時に今作の予告が流れ、急遽鑑賞いたしました。
とにかくゲームを全くやらない人間なのですが、コレに関しては特に問題はないです。
むしろ父と息子の微妙に距離がある関係性がオンラインゲームを通して縮まる様を描いています。
私もそうですが父親との接し方って難しいので、今作の描写が非常に理解出来ます。
必要以上に父親は話さないもんですからねぇ。
お互い何を考えてるか分からないところにオンラインゲームというツールが良い役目を果たすわけです。
こういう場でこそ本音が語れるってのも現代の姿らしく非常に面白い。
何より吉田鋼太郎演じるお父さんの飄々とした様はかなり笑えます。
私もそうだけど、ゲームやらない人間はこんなワケが分からない言動になると思うわ〜（笑）
中盤の娘とのエピソードでウルウルきつつ、終盤の流れは涙腺崩壊気味でした。
こういうものを見ると「たかがゲーム」とは言えませんね。
ファイナルファンタジーを知ってればもっと楽しめるでしょうが、無知でも楽しめた素敵な作品でした。
【ＴＯＨＯシネマズ木曽川】
