「オンラインゲーム販促には最高の作品」
ドラマや書籍にもなったオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」に纏わる親子の物語。
オンラインゲームを通じて父と息子の絆を取り戻すってのが大まかな流れで、多少色気は付けてるんだろうが普通に感動した。まあ、父親があまりに何も語らないのはどうかと思うし、病院を脱出してまでオンラインをやるのは最早中毒の領域だと思うが。
何よりもオンラインゲームに全く興味なかった自分がちょっとやってみたいなと思ったことはデカイ。多分、この映画で見せてる仲良しこよしな感じばかりじゃないんだろうけど、それでもちょっと興味持ったよ。まあ多分持っただけでやることは無いだろうけど。
FFやオンラインゲームってのを題材にしてるだけで見る前からハードルは高く感じる人もいるだろうが、ゲーム知らなくても話は分かる作りになっているので全然大丈夫。むしろオンラインゲームをやったコトない人のが変な知識無く真っさらで見れるので余計に感動するんじゃないだろうか。
近年はゲームもひとつの文化になって来ているし、高齢のゲーマーも増えてるが、それでもたかがゲームという人もまだまだ多い。たかがゲーム、しかしその人にとってはされどゲーム。
この映画の親子のようなゲーマーが増えていって欲しいものだ。
余談、佐久間由衣って女優を初めて見たがカワイイな。今までチェックしてなかったのが悔やまれる。
