ふくふく大福

もみの家のふくふく大福のレビュー・感想・評価

もみの家(2019年製作の映画)
3.8
坂本劤弘監督の二作目。
真白の恋が大好きすぎて、観ないわけにはいかなかった。

食べるものをつくり、家族とともに体を
、手を、口を動かし、死を見届け、生を迎える、そんな日常の中にある祭事。
すごく温かな気持ちで観ることができました。
生きる上で当たり前の営みが、今の世の中では驚くほど希薄になっているなぁ。

彩花が獅子頭となっておばあちゃんにがぶりと食らい付いた後の笑顔、
渡辺真起子さん演じるお母さんの気持ちになって涙が。
彩花、すごく成長したよね。まぶしかった。

坂本監督らしい、ほんわりとしたどこかファンタジーな雰囲気もしっかり感じられて良かったです。
次回作も楽しみにしてます!