あじぽん

もみの家のあじぽんのネタバレレビュー・内容・結末

もみの家(2019年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます


不登校の少女が若者を受け入れる施設に入り
豊かな自然や人々と触れ合いながら少しずつ成長していく物語。
こういう話はままあると思うけど、この作品はひとつひとつの出来事をしっかり、噛みしめるように描いてとても惹かれました。

最初は下ばかり向いてどんな顔をしているか分からないほどだったけど、だんだんと顔が上を向くようになって、笑顔が多くなって。
やっぱり環境って大きいなと感じた。

汗や泥まみれになる農作業や少しの間の淡い恋。
以前の自分では挑戦しなかったであろう獅子舞の演者。大切な人の死と新たに産まれた命。様々な経験をする内に彩花は変われた。
そして、彼女は自分で決断するようになった。なりたい自分のために。

あたたかさに触れて涙が止まらなかった。
主演の南沙良ちゃんがいい演技をしてたな~。
正直ラスト淳平との再会を期待してたけど、少し残念!
あじぽん

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