もみの家の作品情報・感想・評価・動画配信 - 4ページ目

「もみの家」に投稿された感想・評価

傑作「真白の恋」監督新作。‬
‪不登校少女に、元不登校児が語る‬
‪「逃げるが勝ち。たまたま合わない人が多かっただけ」が優しい。‬

‪〈止まってもいいが、籠もるのではなく、違う場所へ歩け〉‬
‪というメッセージは全てに有効だなと感じた。‬

‪前作に比べると暗さがなく偽善的だが、芯は通った佳作。‬
Shimogai

Shimogaiの感想・評価

4.0
大きなドラマはなく静かに進んでいくが、自然の風景や人の優しさがじんわり沁みてくる。昨年お亡くなりになった佐々木すみ江さんの芝居が胸を打つ。教育に携わる者として色々と参考になるシーンもあり観て良かった作品。
Mimichan

Mimichanの感想・評価

4.3
素晴らしかった

あやかがゆっくり時間をかけて成長していく姿が彼女自身の目の奥から、表情から、感じられた

後から聞くと本当に1年間かけて撮影されたみたいで、髪が伸びていったり顔つきが変わっていく様子が生々しく表現されていて、起きたことだけを映し出すだけでなく深く意味のあるカットばかりで、彼女の感情の変化に寄り添って観てると、何度も涙した

心温まる作品でした
朋美

朋美の感想・評価

4.6
観れて良かった映画!
生きづらさを感じたときにまた観たい。

親と性格のタイプが違うと、親には自分を理解してもらえないと思ってしまう感じや親が嫌になってしまう気持ちに共感した。

彩花とおはぎ名人のお婆ちゃんとのシーンがどこも良かった。出会いも、稽古場での再会も、獅子舞の本番も、お別れも。

彩花の繊細さや成長をすごく自然に演じていた南沙良さんが素晴らしいと思った。

朝御飯の鮭とか野菜、おはぎ名人のおはぎもとっても美味しそうだった!

最後にもみの家の由来を知れるのも良い。
紫苑

紫苑の感想・評価

4.0
学校を不登校になり家に引きこもった16歳の少女が、富山の四季折々の自然に触れ、人との出会いや別離などから成長していく姿を描いた人間ドラマ。良作でした♪

富山県出身の坂本欣弘監督の街への愛を感じます♪風景などきれいに撮ってます。
焼き鮭やおはぎも美味しそうに映してました😁

南沙良さん、とても良かったです♪中田青渚(せいな)さんの存在感ある演技にもとても惹きつけられました😊

決まったレールをしっかり生きる⁉︎
窮屈さを感じる青春時代、迷った人に観て欲しい作品。自分を知るのに焦ることは無い。ゆっくり自分を見つめ、何に喜怒哀楽を感じるのか、どんな人間になりたいか考え、気付き始めた時、普段の生活に戻っても、些細なことにも新鮮さを感じるのかなと思いました。
風味や

風味やの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「迷惑をかけないように」「しっかりやりなさい」という言葉が、知らず知らずのうちに相手を窮屈にさせているのではないか。


学校に行けなくなった主人公は、追い打ちのように母からその言葉を言われ、心を閉ざしてしまう。
「もみの家」のお母さんが、「出産の時痛かった?」という主人公に対し、「痛いなんてもんじゃないよ、それこそ一思いに殺して欲しいぐらい」と返事した。このことで自分も、母のお腹から生まれた子どもであることに気づく。また、「もみの家」で農作業や、他の人たちとの共同生活を通じて、脱穀された後の稲のようにかたい「もみ」が徐々に取れていったように思う。

主人公にとって一番大きな出会いは、「おはぎ名人」との出会いであった。おはぎ名人と交流を深めることで、他者との触れ合いの楽しさや、主人公にとっての「家族とは何か?」という疑問に対する考え方を学んだ。
特に、おはぎ名人の葬式のシーンで主人公が、亡くなったおはぎ名人の長男に言った言葉が印象的であった。
「おばあちゃんは迷惑なんてかけてないよ」
葬式の前後によく聞く「この度はご迷惑を…」という言葉に対する彼女なりの反抗であり、また、迷惑をかけるなとずっと言ってきた母に対する反抗でもあったのだろう。

「迷惑をかけるな」「しっかりしろ」という言葉は場合によっては大切だと思うが、その言葉をかける前に相手がどんな状況か、その言葉をかけたらどうなるかについての想像を欠いてしまったら、それはもう呪いの言葉でしかないだろう。
その意味で、主人公の側から歩み寄るのではなく、両親(特に母)の側からも、これまで自分がかけてきた言葉の重みや、主人公の気持ちをあまり尊重できなかったことに対して何か言葉をかけるシーンがあればよかったなあと思った。最終的に主人公は学校に行けるようになり、両親が喜ぶのだがその終わり方ではむしろ、親の言葉が正当化されるのではないかと思った。

このレビューはネタバレを含みます

ド殴り書き適当メモ

・親子関係がめっちゃリアル。
母親「迷惑かけちゃダメよ」
母親、車に乗ってもみの木行く途中に寮父がポロッと口にした「2年間馴染まなかった奴もいる」っての気にして、面談の時にその話題出すとか。リアルだな。
彩花が父親には偉そうに言えるけど母親にはあんまり言えない。母親のこと「あの人」って言うとことか。
・インキャ扱いされてる彩花と、もみの家のみんなとの温度差ある時の感じがリアル。泥に突き落とされて、「やっちゃった…」ってみんなに思われながら一人でどっかいっちゃうとことか。
・中村蒼さん。ちょっとやんちゃで人懐こくてインキャからしたら憧れるけどちょっと距離置いちゃいそうだな感のお兄ちゃんうまー。声良ー。彩花の事情聞いた後に、それにコメントせずに間髪入れずに自分の虐められてた経験話すの良いなー変に分かるよとか言われてもムカつくだけだもんな。個人的には、兄ちゃんに告白しなくて良かったと思う。そこでしちゃうと青春感出ちゃうもんな。そういう映画じゃないから。
・太見のおばあちゃんの家、葬儀後に行くシーンが1番泣けた。タオルかけられた農作業のセット見て、彩花は序盤に自分の涙拭ってもらったこと思い出したのかな。

・出会いと別れがいっぱいあった。
1 寮父母、みんなと対面(出会い)
2 田んぼの兄ちゃん(出会い)
3 兄ちゃん引っ越す(別れ)
4 おばあちゃんと再会(出会い)
5 もえ退寮(別れ)
6 おばあちゃん亡くなる(別れ)
7 寮母の出産(出会い)
8 新しい女の子来る、学校行き始める(出会い)

(時系列間違ってるかも)
特に本人にとって悲しみの深いおばあちゃんとの別れの後、真逆の、生命の誕生を持ってきたのは一気に生きることについて考えさせるためだろな。

・所々寮父母の臭いセリフが気になったけど…この映画はこれでいいのかな。とも思った
心に不安を抱える若者を受け入れる施設「もみの家」に
不登校になって半年の16歳の彩花が東京からやってくる。
慣れない環境に初めは戸惑いながらも、
周囲の人々との関わりや自然に触れて次第に成長していく。


直接的でなくとも当たり前のように支え合い相手を大切にする人の思いと
命の尊さが四季の移ろいと食物を通して瑞々しく描かれ
心の奥底に染み入りほどけていく映画

いのちの誕生のシーンであんなに涙したのは初めて
一緒に力が入った

「えらかったねぇ」
「なりたい自分になればいいんだよ」
逃げることは悪いことじゃない
立ち止まってもいいんだよというメッセージに救われた気持ち
忙しない今の時代に一息つけるような優しさに包み込まれる作品

一年をかけて丁寧に丁寧につくられたこの映画はきっと
たくさんの人の心の拠り所になる

「これから」で終わるラストもまた良い

マニキュア塗るシーンがお気に入り。
2020/6/22
メトロ劇場

ラストディールのあと見ました。

人って、些細なきっかけで嫌になって、
もうなんにもしたくなくなって、
投げやりになったり、逃げたり。
そういうとき、もみの家があったら。
その先の人生がより良いものになるんじゃないかな。

不登校になってしまった彩花、それを見兼ねた母親は彼女をもみの家へ連れていく。
慣れない共同生活、はじめてのことだらけ。なかなか人にも環境にも馴染めずこんなところにいたくない、東京に戻りたい、と言っていたけれど、自分と同じように様々な思いを抱えてここに来ている人たちとの出会いから自分の気持ちと向き合っていく。
なんとも言えない気持ちを少しずつ解いてくれる仲間。おばあちゃんとの出会い。
ひとつひとつが、かけがえのない瞬間で自然豊かな風景に思わずほっとしました。

はじめての地に不安で、涙が止まらなくなってしまった時出会ったおばあちゃん。佐々木すみ江さんが演じてらっしゃって、これが遺作だとのことで…。
おばあちゃんとの出会いから、今までにはなかった感情が芽生えて、人を大事にし始めた様子が窺えるのだけれど、そんなおばあちゃんの死をきっかけに、悲しくて寂しくて、どうしたらいいのかわからなくなる心情が見ていて悲しくなってしまった。
けれど、それを見事に演じた南沙良さん、素晴らしかったです。代表作の、志乃ちゃんは〜…見たことないので見てみたい…。

個人的に、ペディキュアを塗りながら恋愛の話しているシーンはお気に入りです。いいよね、女の子同士の話って感じで。中田青渚さん、良いよねえ…好きな女優さんのひとりです。

この映画を見たら、長くて暗いトンネルから抜け出せるような、そして今までの自分よりもっともっと、優しい自分になれたような気がして。

この人をもっと知りたいって、離れてしまうのが寂しいって、そういう風に思えたら相手が誰であろうと、もう自分にとって特別な人だよね〜。

未来に向かっていく決断をして、まっすぐ進んでいく彩花さんを見て、前向きになれました。
hrsw

hrswの感想・評価

4.0
もみの家。美しいシーンが沢山だった、丘の上から眺める街のシーンやおばあちゃんとのシーンや。田舎に住んでいるから、田舎にしかないものの価値観には疑問はあるんだけど、その背後にある体感や経験や共感を学校ではない所で学ぶって事は素晴らしいなと思ったし、またその物語も撮り方も上手かった。

しかし南沙良さんはとても美しいね。とても良い映画でした。