このレビューはネタバレを含みます
最高！！
だったけど、、惜しい、、！
元々原作が好きで、完成度が高いアニメにも魅力され、ヒロアカ自体大好きな作品。
前回の映画は、作画やファンサービスは本当に素晴らしいんだけど、一本の映画として見るにはちょっとアレな出来（個人的には好き）。
今回は、前作で良かった上記2点を限界まで極めたぜ！という作品だった。
更にそこに加えて、原作でも観られないほど皆んながボロボロになって文字通り死闘を尽くす。
話の粗が目立つがそんな事気にならないくらい、皆んな頑張れ！と鑑賞中ずっと心から応援していた。
そして何より、チームワーク＋個性を活かした工夫バトルが観れたのが本当に最高だった！
ヴィランサイドのストーリーはまとまりは無かったが、XMEN的なバックストーリーも垣間見えて良かった。
ただ惜しかったのがラストバトル。
個人的な好みもあるけど、そこでドラゴンボールみたいなゴリ押しになっちゃうのか、、と。
かっちゃんに譲渡する、というアイデア自体は、そう来るか！と嬉しいサプライズだった。ただ劇場版という事もあり、100%これデクに戻るよな、、と思ってしまうのが難点。これが本編の最終回とかであれば激アツだったんだけど。
そこで非常に落ち着いた音楽が流れるんだけど、それも個人的にミスマッチに感じた。
折角ここまで工夫＋チームワークバトルが最高だったじゃん！と、ここが非常に残念だった、、！
あと、ファンサービスに全振りした作品かと思いきや、新規客向けの説明が入りまくる。これは興業的にもしょうがないとは言え、どちらかに振り切って欲しかった。
色々文句も言ってしまったけど、ほぼ全編通して手に汗握る、ファンとしては本当に楽しい映画だった。
