モカ

TENET テネットのモカのレビュー・感想・評価

TENET テネット(2020年製作の映画)
3.4
映画は感性による主観で観るものですが、ノーラン監督の場合は悟性による客観を取り入れてるのが素晴らしい。

「時間の矢」と「反粒子」の学説は昔から物理学にある馴染み深いものなので、理論的には『インターステラー』よりずっと単純でした。
ただタイムパラドックスを含むせいで人物相関図がややこしい。物語だけ追えば割と普通ですが、なかなか面白かったです。

自分はズボラな性格すぎて、スマホを使って電車内で観てしまいましたが、クリストファー・ノーランは「映画とは、映画館で観るもの!」という強いこだわりを持ったお人みたいなので、次回からは自分もスクリーンで観てみようかな。
とりあえず、また期待してます。
がんばれノーラン!

※自分の生活上で、Filmarksが話題にあがりまして、僕の『TENET』のレビューに関してのご質問を頂きました。
諸事情ありまして、こちらに書き込む事になりましたので、失礼して自分のコメント欄にお答えしておきます。
『TENET』を楽しむ上では、特に必要のない情報だと思いますが、お手数ながら、ご本人はこちらをご覧になってください。
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