今更ながらテネットを見ました。
周りの人たちがすげぇ映画って言ってて、ほんとー?って思ったら、すげぇ映画体験でした笑
テネットの世界観や設定である逆行を2時間半の映像を観ることで実体験させるような感じで、
複雑な作品だけど主人公と同じように慣れていきました。
今回の肝となる逆行って単純だけど、順行するものと同時に織り込んだ瞬間、こんなにもぐちゃぐちゃになるもんなんだなと感心してしまった。
(いい意味で)
複雑な状況になるからこそ、
物語や伏線、設定などは結構シンプル。
バランスが良く取れている。
段々理解が深まってくると、物語の全貌がわかってきて、そういうことか〜!と思わせる。
(そしてその頃には感情移入も深まっているので、ウルっとなっちまうんだよな〜。)
壮大なアハ体験を見せられてる気分笑
テネットを見終えた時には脳が少し若返った気がします。
ダークナイトの時もそうだったけど、いつのまにか自分が主人公の主観と一緒になってて、主人公のように体感し、主人公のように考える。
まさに自分がこの作品の主人公になった気分を味わえる。
ノーラン監督の良いところだなと思う。
見た人に委ねるってかなり難しいことだし、
一歩間違えれば解釈を間違えて、つまんないよと言われかねない。
でも、監督は観に来る人たちを信頼しているんだなと。
だから主人公のことも、相棒のニールも
必要な説明しかしない。
まぁたらたらと、中身のない話をしてしまいました。少しでも情報が入ると面白さが半減してしまうので、最後に一言だけ。
ニール好きです。