映画好きな奴がマウント取る時に名前出しがちランキング第1位のクリストファー・ノーランの最新作。
(と言ってももう3年前くらいですが)
あんまり監督作品を多く観ている訳ではないけど『INCEPTION』よりは好きでした。
赤/青で順行/逆行を表現し、視覚的にわかりやすかったので観やすかったです。
(最終作戦やマシンのある部屋など)
ただ、それだけわかりやすくしてもわからん所が多すぎる。
クリストファー・ノーランって頭良すぎて頭悪いと思うんですよね。
サッカーのルールや戦術詳しく知らんけど、W杯でメッシのプレー観てたらテンション上がる感覚に近いかも。
ただただ凄いもの見た、みたいな。
特にラストの突撃はどうやって撮影したんやろ。
別撮りで後で合成したんかな。にしても完成度が高すぎる。
タイムトラベルもので時間の逆行を描いているのが斬新で好きでした。
過去のある地点に戻って順行するのではなく、逆行する。
それが物語の冒頭などに既に提示されているのも面白い。
誰がこんな事したんだよ!と思っていたらあぁ俺か。。。となる感覚がとにかく快楽でした。
特にカーチェイスのシーン。
まず思いついたものを言語化して撮影スタッフに伝える監督が凄いし、それを映像化するスタッフさんたちも凄い。
さっきから凄いしか言うてない、もっと言語化する能力が欲しい。
傷がついたタイミングだったり逆行弾だったり理解できてない部分多しですが、「目が喜んでらぁ!」状態になれたので満足です。
【その他メモ・独り言】
・タイトルは最後の逆行作戦時間10分⇒TEN(順行) + NET(逆行)= TENET、でええんやろうか。
・クリストファー・ノーランの次回作は日本人としてどう観るべきか。