nakaji

TENET テネットのnakajiのレビュー・感想・評価

TENET テネット(2020年製作の映画)
3.6
悪役が夫婦関係になやむ中二病とは
笑いが止まらない
これなら、精神科医やセラピスト、宗教家を動員すれば安上がりだったのに
児童相談所の職員と尾木ママもサービスにつけてもいい
映画も、小道具のいらない安上がりの演劇風で済みますね
誰も観んやろ😿

冗談はさておき
SF映画はとかく退屈なものです
こむずかしい理論の展開と証明にあけくれると、悲惨な映画になってしまうが

さすが巨匠
飽きさせない演出は見事です

だから観客席は意味がわからなくても満足できるんですね
なんかわからんけど、面白かったぁは実に正直な感想です

時間に関するSF映画は
科学者でもない限り本人が信じればそれでいいんです
宗教と同じです

過去に行って爺さんを殺したら、自分は生まれないのにどうやって殺すんだい?っていうタイムパラドックスとかなんやか
楽しめばいい
まあ、常識では過去なんか行けませんよ

でも、世界の果てはあるのかなんて、わからないことがあるから
もしかしたらって思うわけですよ

空間は昔、ビッグバンで出来たもので限りがいるなんて知識はあるけど、感覚ではわからないものね
そのビッグバンで時間の概念が出来たとか

過去現在未来は既にあって、今は現在に光が当たっているだけ
過去に光を当てればかこにいけるなんて理論はロマンチックで好きです

クリストファー・ノーランの映画では、時間はこういうものだって言っているならそれでいい
といって、いちいち調べて理解してもなんのメリットもない

だからラストの戦闘でマスクしてなくってもつっこむ必要もない

ただ一つの真実は、ヒロインの背が一番高かった事だけですね
191cmあるのか
見上げてしまいますね

彼が愛する者のためだけに行動するラストは正しい行動でしたね
そのために、善人だろうと人殺しさえいとわない
世界より個人優先ですよ
新海誠の天気の子みたいになっちまった
タイムパラドックスは無視無視

時間の逆行って
アベンジャーズのアントマンがタイムリープした理論じゃないかなあって思ったんだけど・・・
まあ、どうでもいいか

話の展開は、わりと単純で読みやすかった
空港のシーンや、パートナーの立ち位置はいかにもSFっぽいので予想どおりというか
王道中の王道
オーソドックスすぎて、なんの驚きもないあたり、物足りないかな
あっと驚くどんでん返しが欲しかった

ケチつけたって仕方ないといったけど
アルゴリズムでなんで世界が消滅するのか?
これがよくわからなかった
こじつけでいいから詳しく説明しといてよ
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