FHT

TENET テネットのFHTのレビュー・感想・評価

TENET テネット(2020年製作の映画)
4.9
2020.09.25 2回目鑑賞
クリスとのシンクロ率70%

以下初見のレピュー

クリス作品史上NO.1!!考えれば考える程面白い!!
クリスは映画界に新しい概念を作り出して生成したけど、この先の作品でこれ以上のもの作れるの!?と不安になるくらい素晴らしい作品でした。

フルサイズのIMAXレーザーでの鑑賞!
本物をその場で貼り付けたかのような映像美!IMAXカメラで撮られたシーンが多くて嬉しい!

銃撃戦や爆破シーンの音響も響く響く!

もうこれだけで満足感がスゴイ!

ボーイング号の追突シーンとかフルサイズの最大の見せ所ではないだろうか。

さて、本編の解釈だが、、

申し訳ねぇ!!
エリザベス・デビッキちゃんが可愛いすぎて考察どころじゃなかった!!笑


ここから順行ルートで観た人のみ見てね🏃‍♂️











過去と未来ではなく、順行と逆行の世界を描いた今作。

その中で時間というものは平等に平行に進んでいく。この方程式面白すぎだろ!

順行ルートと、逆行ルートには様々な変化がある。例えば呼吸は順行ルートだと僕らと同じように呼吸ができるが、逆行ルートだと逆行の空気しか吸えなくマスクやテントで吸入をする。

各チャプターストーリーも初見は最初から順行ルートで観ていくルートを選ばざるを得ないのだが、2回目はどうだろう。
逆行ルートとして最初からストーリーを楽しむ事が出来る素晴らしい構造!

一度ゲームをクリアして、エクストラステージ、もしくは強くてニューゲームがスタート出来るのだ!

そして構造を把握した上で、人物像もまたまたみんな濃密なキャラクターをしており、バックグラウンドを含め人物像を観ていく3回目。そして、逆行している人物像を観ていく4回目と、最低でも4回観ないと納得いきそうにない作り!
最高すぎませんか!!

主人公の名もなき男(順行)がそこまで頭がキレる人ではないので、突然のニールの登場にも疑問をあまり抱かず従ってストーリーは進む。
が、逆行の名もなき男とニールの関係は真逆の関係だったり?

うひゃひゃひゃひゃ!もうわからんぜよ!

時間がエントロピー増大を意味するのは科学的というか目に見えてわかる。水の中に水滴が落ちたらエントロピー増大する感じで、時間を戻すと落ちた水滴によって生み出された波が縮小され消えていく。エントロピーは減少に向かう。

こういう科学的要素も用いてて面白いよね。
非現実だけど、現実でも出来ないことはないラインを攻めているというか。


音楽も作品とのマッチ度100パーセントで世界観を全く壊さず作られていたから流石!

冒頭ワーナーのロゴマークもなんか違うなと違和感があったけど、順行と逆行を意味してたなんて。。初見では気づけないよー!!

あーあと何回観ようかな。。
FHT

FHT