カート君

TENET テネットのカート君のレビュー・感想・評価

TENET テネット(2020年製作の映画)
4.0
コロナ禍で楽しみにしてた映画が次々と延期になり僕自身も半年も映画館に行く事もなく

興行を考えて延期が多い中 起爆剤的な意味を込めて公開されたこの映画

難しい難しいと噂され1度観ただけでは理解出来ない的な前評判の中 観てきました

オペラハウスのオープニングだったり随所に渡り既視感がやたらとあった あえての名もなき男であったり ヒロインの表情やキャラクターが自分的にはヒッチコック的な印象があったり 敵キャラが007的だったり テーマというか第三次世界大戦を阻止することと大きい筈が敵キャラが癌で死ぬから世界の全人類を道連れに とか 何だか話が飛び過ぎている感があって それが映画といえばそうなんだろうけど 主人公(名もなき男)がやたらとヒロインに拘ったり過ぎるトコロは少し違和感があったかな 映画で描かれてた関わりが全てなら任務とかだけで身の上話を聞いただけで世界が危機に晒されてる中助けようと思うかなーとか 僕には深いんだか浅いんだか少し頭を捻ってしまう感じはした 主人公とニールとの関係についてはとても良くそれこそ「明日昨日のきみとデートする」の様な時間の順行と逆行の切ない感じがあり またニールの正体についてはよく出来ていて 色々な見方ができて流石な感じで

時間逆行時のあの動きはエクソシストを初見時の違和感が凄かった感じがした

タイムリープも多く出揃った感がある今
ノーラン監督のある意味独特な味付けはとてもとても楽しめました いつもですがあまり深くない感想ですが僕的にはとても楽しく観れました

思ったよりは難しくはなくて
しっかりエンタメ映画でオススメです!
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