kubohiro

TENET テネットのkubohiroのレビュー・感想・評価

TENET テネット(2020年製作の映画)
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ノーラン組の作品群は五感以上のもので
愉しめる--

喜怒哀楽を超越してるって言えばいいのか
三次元の話をするならマイナス三次元の話なのか
とか劇中、例にならって"時間"という概念
視に映ってきたものを頭の中で解釈しようとするなら、無理がたたる

ノーランが注ぎ込んだ良し悪しが
全て出たんじゃないか、と。

圧倒的 描画 : 緻密に構築された映像群 と
物理学的 負荷 : 説明に説明が不可欠な情報補填
(...やはり、観賞後のパンフの熟読が功を奏しました。笑

でなければ、< 時間の逆行 >という言葉の表現を推し量るのにもっと時間が必要だった。

最早、量子学?物理学?者に向けたマニアックな
エンタメ教科書になっている。
「ほんっと、2、3周して頭とち狂ったんじゃねーの?おい、ノーランよ?」と問いただしたいが

そんな事はすぐに踏襲され
冒頭から、その" 時間 "に視を奪われていく--


スパイ映画としても SF映画としても一級品
その両端を担いながら煌めかせた人間模様を
より咀嚼したいと思わせられて再鑑賞は外せない

未だかつてない映像体験とは言うまでもない。