カルダモン

TENET テネットのカルダモンのレビュー・感想・評価

TENET テネット(2020年製作の映画)
4.1
9.26追記

2回観ても理解できなかった私はバカ認定された気がして悔しい。私はたぶん3回観てもこの映画にはついていけない笑。

以下疑問点。
・密室だと酸素マスクしなくてもオーケーなのはなぜ?
・アルゴリズムを9分割して残した理由は?
・ていうかアルゴリズムってどうやって使うん?全部繋げたら発動すんの?
・逆行弾に撃たれるってのが感覚的にわかんない。撃たれた弾が銃に戻るの?弾痕はいつからそこにあるの?


丸の内ピカデリーDolby cinema

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スコア4.3とか付けてますが超適当です。今のところサウンドとビジュアルとキャストに対する評価が大半で、ストーリーや設定はほとんど呑み込めておりません。

たぶん初見じゃほぼ何もわからないまま終わるんだろーなと覚悟して観たわけだけど、思ってた以上に整理が追いつかなくて振り回されました。画面の右下あたりに「順行中」とか「逆行中」とかテロップ出しといて欲しいくらい。
もしこれから初めて観る人がネタバレを気にしないのであれば、ガッツリ解説とか相関図とか頭に入れた上で観るのもアリじゃないかなと思いましたね。それくらいが丁度いいかも、ってくらい面倒な作りです。

逆再生の時間の中を進んでいく映像は私には複雑すぎて、単純に車がバックしてるようにしか見えない瞬間もありつつ、時間が戻っているのに進んで見えるってことはあっち側の人間にとっては逆回しに見えてるはずで、、、とかいろいろ見失う。同じ場所に順行と逆行の人間が存在するって、頭おかしいね。そのうえ肉弾戦を繰り広げるとかホントめちゃくちゃ。

緊張感のある撮影とサウンドはさすがでした。「俺はこの為に映画を撮ってんだ!」というノーランの使命感を感じます。
しかし私が最も興味深く観てたのは時間のトリックアートよりも歪んだ夫婦の関係なのでした。この監督はまともな夫婦を描く気はさらさらないですね。他の登場人物はメチャ薄いのに。


基本的には人類を救うって話なので、いろいろ小難しいことを並べつつ、そこらへんはとても無邪気だなって思います。時間を操る設定とか、主人公の名前がないとか、世界を救うとか、悪を倒すとか、アイテムを集めるとか、この映画は全体的にゲームっぽい。時間を操るゲームと言えば『the gardens between』というインディゲームがありましたが、バラバラになった物が元どおりになっていく様とか思い出しましたね。


とりあえず前売りがもう一枚あるので近いうちにまた観に行きますが、今のところもう一度観る気力が湧いてこない......
リピート前提の作りってどうなんだろ。


余談
私的に時間の逆行といえばファーサイドのPV『drop』。スパイクジョーンズの腕が冴える出来。
https://youtu.be/8Qii-8nA5xM