もう一度見に行きたい！と思わせてくれる複雑でワクワクする映画でした！
さすがクリストファーノーラン、、、めっちゃ難しい、、、でも大筋はぎりぎりついていけました、、、細かいところは解説みて振り返りましたが、分かってみたらもっと面白いんだろうなと思います！
時間の逆行を頭の中である程度整理できないと楽しいと感じれないとおもいます。逆行とはどういうことかをこの映画を知っている人にレクチャーしてもらっていもいいかもしれません。それだけでは全然ネタバレではありません。予備知識です。
この映画のすごいところははじめから一回目で理解させる気がないとこだとおもいます。割とこの手のSFには自信があって、他のクリストファーノーラン映画も初見で楽しめたのですが、この映画は難解極まりないです。説明が1度しかなくそれがいくつもでてきます。頭フル回転で整理してついて行こうとするその時間が楽しいです。
難しいシナリオだけなら映像に凝る必要もないです。でもこの映画は映像だけでもワクワクが止まりません。IMAXレーザーで観ましたが、どてかいスクリーンで順行と逆行のトリッキーなアクションバトル！最高です！でもシナリオが難しすぎて映像を楽しむ余裕も足りなかったので、そういう意味でももう1回みたい！
それぞれの登場人物の辿る時間軸はバラバラで、この人は今どこにいるのか、どこからきたのか、順行か逆行か、それが物語に及ぼす展開は胸熱です。クリストファーノーラン映画はそういう時間のロジックが実に巧妙です。インターステラーにしても、ダンケルクにしてもメメントにしても時間をテーマにした映画で、紛れもない名作でした。タイムトラベルやタイムリープと一言で片付けられないオリジナリティ溢れる時間の活用が見所です。
クリストファーノーランらしい、素晴らしい映画でした。
