21人 vs 1万人!
史実を基にした、スペクタクル歴史劇
夏にぴったり、ひげもじゃターバン男だらけでめっちゃ暑苦しくて最高。
まず前情報として、インドの多数派ヒンドゥー教徒はターバンしない。日本人がもっているインド人=ターバンのイメージはシク教徒。
シク教は16世紀に創始者グル・ナーナクが広めた、唯一の神「グル」に対して、万民は弟子という宗教。
万民は平等。
ヒンドゥー教のカースト制度を否定し他宗教の排除はしない。肉食自由、離婚も可、同性愛に対して差別しない等の寛容さがある。
植民地宗主国の英国、侵攻するパシュトゥーン族、誰が敵なのか大陸の戦争の複雑さを感じさせる。
敵の描き方も、モスクの修復のシーンやシク教の聖地黄金寺院をムスリムが建てたことに言及するシーン等は配慮を感じるし、単純にステレオタイプの敵にしなかった点に好感をもった。
歌ダンスあり