変化球過ぎてびっくりした映画でした。
現在、過去、現在と時代を交互しながら物語が進んでいく。
天才外科医によって作られた女は、亡き妻に似せて作られた、美しき生ける人形…この映画になぞらえて言うならば生ける肌。
冒頭では展開通りに物語を受け取っていたのだけど、過去の映像で女の正体を知った時は開いた口が塞がらなかったっす。(口は開いてないけど気持ち的にね。)
娘をレイプしかけた男なんですもの。
最初は復讐心から狂気の沙汰に及んだと思った。
男という性を奪い、気絶させている隙に膣を作る。
しかしそれがエスカレートして、時期的に妻が娘が死んでしまって、寂しさが復讐心を上回ったのか?
もうクレイジーすぎです。
しかし、骨格まで声帯までここまで女っぽくできるものなの?と疑問も感じたけど、ストーリー勝ちで細かい事は気にしないようにしました。
細かい事を無視してストーリーのクレイジーさと驚きの展開加減を見れば類を見ない一作でしょう。
狂気に満ち満ちてるけどどこか、恐ろしさを感じさせない、どこか美しさも感じる、そんな描写でした。なぜなら女の人が綺麗!!そしてアントニオバンデラスがイケメンすぎる!