暗い始まり。ストーリーだけを知って見始めるも暗くてやめたくなりそう。でも、俳優陣はすごい。長男の大樹（鈴木亮平）と園子(松岡茉優）が墓参りをしている。ずっとひどい暴力を振るわれてきた父親の墓参りなどするだろうか？変でした。松岡茉優さんの演技が自然で楽しみです。二三子役のめぐみさんはこんな役で活躍していたんですね。良かったです。応援してます。雄二（佐藤健）は、そんな母親のことを週刊誌の記事にしていることに園子（松岡茉優）は気づく。子どもたちの人生がめちゃくちゃになっているときどうしていたかと雄二は母親に問いかけるが、あの父親の暴力を続けられていたら生きていられたとは限らないのに。母親のこはる（田中裕子）の演技楽しみです。みんながみんな人のせいにする家族。あれだけの決心をした母親だから、亭主から逃げ出して遠くで4人で暮らすという選択もできたはずだと思ったのだがどうなのだろう。逃げ出すことも大事。それだけのことだったのにと思った。映画全体が「お前のせいだ！」の連続でした。全部人のせいにすれば楽だけど。そんなわけないよね。暗くて嫌な映画を見てしまいました。
