なんだろう…。2時間集中も途切れず、すっと観れたんだけど、感動したとか感情を持ってかれる感じはなくて…なんなんだこの人（お母さん）はと言う人感覚が抜けきれなかった。それは私が親の立場でないからか?!
タクシー会社の面々が本当にできた人達で、韓英恵ちゃんの役に救われた。あとは筒井真理子さんの役も凄いよかった、リアルな感じ。
ちょっと入り込めなかった理由を考えると、言い方は悪いけど、もう１段階置かれた状況が絶望的な方が、良かったかも。
多分、現実はこの感じで十分八方塞がりで追い込まれた状況なんだけど、観客として観る上ではちょっと物足りなくて、なんだか自分は嫌な奴だなぁと思ってしまいテンションが下がったと言うのもある（笑）
この映画で笑えるシーンがあったか、なかったのか、どこで笑ったか…いろんな人に聞いてみたいなって思った。その人の感性があぶり出されそう!!
あとは、田中裕子さんはもちろん吃音持ちの役を演じた鈴木亮平さん、主演の佐藤健さん、妹役の松岡茉優さん皆さん熱演でした。
