しょうちゃん

デッド・ドント・ダイのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)
3.5
2020年13本目の劇場鑑賞。
令和68本目の劇場鑑賞。

豪華キャストを贅沢に起用して贈る異色のゾンビ・コメディ。
のどかなアメリカの田舎町で突如巻き起こったゾンビ・パニックの行方をシュールかつ奇想天外に描き出す。

6月に入って映画館が営業再開し、
復活第一弾として観るのが大好きなゾンビ映画。
とは言っても、
あのジム・ジャームッシュ監督が撮るゾンビ映画なんで、
興味深々で観てきました。
出演者がとても豪華で、
個性ある俳優陣がアメリカの田舎町の住民に扮する。
音楽界からもセレーナ・ゴメス、
イギー・ポップなど出演して楽しませてくれる。
ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ映画“ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド”にオマージュを捧げ、
今風の疾走感のあるゾンビ映画ではなく、
ノロノロで懐かしい感じのゾンビ映画でした。
見た目は特に何の変哲もないゾンビなんだが、
コーヒー、
Wi-Fi、
Bluetoothなど、
前世で好きだったものに従う個性あるゾンビである。
コメディー映画だが、
めっちゃ笑えるわけでもなく。
ゾンビ映画でも、
そんなに怖くもない映画。
笑えたのは葬儀場でメイク中の遺体が目を開ける時の効果音。
宿直したビル・マーレイがベッドから起き上がるのは、
“死霊のえじき”のオマージュだと思う。
ティルダ・スウィントンが一番の謎でした。
ゾンビって人間を最後まで綺麗に食べてくれない。
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