ああ、なるほど、酷評されるのも分かるなぁ、けどオレはかなり好きやで、この映画…(*´ω｀*) とても楽しんだ
ジャームッシュは初期作が大好き。他では味わえない、彼独自のグルーヴがあった（数多のフォロワーを産んだ）わけだが… 本作でそれは、驚くほど見事に抑制、排除されている 最近作を観てないので何とも言えないが、端的に「（ボクの好きな）ジャ作品じゃない」！
こんなことなんだろうと思う… ゾンビ物を世界的な「民衆文化」と見立て、その断片性と定型性を増幅させている… その繋ぎ方、並べ方（解釈、ではない）に、ジャームッシュの流儀が出ちゃう… 個性を肥大させた作家が、ベタとメタをベタにパフォームすることで作り出したワイドショー… そういう批評的な作品なんだろう
真面目でも不真面目でもない、没入的でも達観的でもない、娯楽でも藝術でもない、過去でも未来でもない… そういう絶妙な境域を形にできていることに（その実現のため、大きな制作費を使えちゃうところに）、ボクは舌を巻くんであります…(*´ω｀*) すごいなぁ、と思う
