日常作品の合間にたまに吸血鬼とかゾンビをブッ込んでくるジャームッシュ。物質主義の現代社会を模したこれもある意味日常作品なのか。
オンリー〜で吸血鬼を演じたティルダ・スウィントンが本作では退治側だったりクリーブランドといえばデッドマンとストレンジャー〜だしムショ脱走の3人はダウン〜を思い出すしイギー・ポップも出演するしジャームッシュファンに優しい作品。
ただ彼のゾンビ映画ということで公開前からたのしみにしてたけれど映画館復帰第1号としては少し拍子抜けしたというか、そう来るのか〜という感じ。
ロメロ観てたらもっと楽しめたのかな。
映画的に意味のないシークエンスはいい。
私はきっと映画ゾンビになって映画館に向かうし、上映中なにも食べない派だからたぶん平和。