【おふさげが過ぎるようで】
脱力系ゾンビ映画。
早い段階からビル・マーレイとアダム・ドライバーが並んで立ってるだけで何だか笑えてくる状態に落とし込まれたんで、今どきこんなベタな笑いを?って感じるシーンでも、そこそこニヤっとしちゃいます。
・野生動物の天丼
・ティルダ・スウィントンの剣さばき
・セレーナ・ゴメスのひどい扱い、etc.
そんな自分の笑いのセンスのレベルの低さに恐怖すら感じます。
さらにテーマ曲や脚本までネタに使って、ふざけまくるジム・ジャームッシュ監督。
笑いの中に、消費社会への批判を無理くり入れ込んできます。
モノの保有に魂を売っちゃった現代人は、生ける屍であると。
皆さん、気を付けましょう。
それにしても、あのUFO...
監督の思考・発想・創造力がデッドエンドに陥ったわけでなく、キャリア的にも死んでないことを祈ります。
The Head Don't Die.