ぐりこ

デッド・ドント・ダイのぐりこのレビュー・感想・評価

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)
2.9
うん年ぶりのゾンビ映画てことでドキドキしてたけど、違った。ドキドキしなくていいやつだった。やい、ドキドキを返せ。

まぁなんとも牧歌的B級ゾンビ映画で、伏線は回収されず、キーパーソンゼルダは宇宙へ去り、主人公はゾンビ群に突入しちゃって、ゾンビはそのまま。
監督さん、やりたい放題だな。

よかったのは、生前求めていたものをゾンビになっても求め続けるっていう設定。コーヒーゾンビ(イギー・ポップ)にファッションゾンビ、果てはWi-FiゾンビにBlutoothゾンビ、、、時代風刺的だった。


あとはもう個別雑感。
・ゾンビをためらいもなくたたき切りまくるアダム・ドライバーはカイロ・レンみがあって面白かった。なんなら作中でいじられてた。
・女性巡査がわーってなってゾンビに突入した後、冷静に車のドアを閉めるロニー笑
・台本について言い合うクリフとロニー、え、これはセリフ?アドリブ?笑
・施設の子供たちどうなったんだよ笑笑

と、まぁしっちゃかめっちゃかなんだけど、トータルではなぜか少し癒された。ただし、総じておもしろい作品かというと、そうではない。
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