ニコラ

どん底作家の人生に幸あれ!のニコラのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

デヴ・パテル大好き感が伝わったのかFilmarks試写会に当選したのでひと足お先に鑑賞。

なんか知らんが不幸な作家の話ね~OK~って感じで
あらすじもタイトルもろくに見ずに見始めた私が完全に悪いのだが
割と早い段階で物語の展開についていけなくなるという失態。。
ファンタジーというか戯曲というか。

しかも、ディケンズなんて「クリスマスキャロル」くらいしか知らない私からしたら、
デヴィッド・カッパーフィールドなんて手品師の方が先に思い浮かぶレベルの学のなさなわけ。
これから観る人にはぜひwikiでDavid Copperfieldのあらすじをざっと読んでから観た方がいいかもねってことはお伝えしたい。

あととにかく人種がごっちゃごちゃになって出てくるから(キャスティングを多彩にしたかったんだって)人物相関図を頭に入れておかないと誰が誰の何にあたる人なのかが分からなくなります。
今の時代でなら白人の子どもが黒人でもアジア人でも何とも思わないけど、この映画の時代設定でそれをやられると大混乱です。

原作が超大作だけあってこの映画ではかなりスピーディーに話が進んでいくので勿体ないなーという感じが少々。
すべてが唐突に終わるんだもん。
あんなに好きって言ってた婚約者も一言で片づけられちゃうし、そっちとくっつくんかい!ってなるし。
原作を知ってる人なら楽しめたのでしょうか。。

ベン・ウィショーのヒープとかティルダ様のトロットウッドでスピンオフ作った方が面白いんじゃないのとか思っちゃった。
あとはアナイリン・バーナードの歌が素晴らしかったです。
ニコラ

ニコラ