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9人の翻訳家 囚われたベストセラーのmocaのレビュー・感想・評価

3.5
全世界待望のミステリー小説の流出防止の為、各国の翻訳家9人をフランスの人里離れた村にある洋館の地下室に隔離して翻訳をさせる。
携帯も持ち込めないネットも使えない、外の世界と遮断され外部と接触できない環境下で、突然小説を流出させると脅迫のメールが届く。
流出させようとしているのは一体誰なのか?
内部の翻訳家が犯人なのか?

この映画はあまり多くの伏線は張っていないように感じました。
なのであの時のあれはそうだったのか!という驚きも一切ない。
時系列を少し前後するだけで、観るままに事件が進んでいく。
なので観てる側の推理の楽しみとかはほぼ無いようなものに感じる。

書いてて思ったけどそもそもミステリーってこういうものなのかな。
んー、無知ですみません。

一つ言うなら冒頭とラストは意外性があって良かった。
こちらが推理する楽しみは無いが、展開の意外性でいうなら充分に楽しめました。
ラストに掛けてヒートアップしていく様は中々良かったです。
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