【赤面する者は罪人】
同じ時期に公開された『ナイブズアウト』が同じミステリー枠で、こちらの方がやや引けをとった印象だったので見るのが遅くなってしまったけど、開けてみれば個人的にかなり好きなやつだった。
とっさにいろんな言語で話し合うところ、翻訳家ってカッコええ!て盛り上がりました。「そこ中国語一番あかんくね?」とは思ったが(もしかして麻雀って中国と日本ぐらいしか流通してないの…?)
どっぷりミステリーで、中盤から「えっ、えっ、えっ」て言ってる間にどんどんネタばらしが来て、最後はツーッと涙が流れる、良い余韻だった。
「酒好きは酒屋に向いていない」とよく言うが、芸術に関してはそうであってほしくないな。
※『オリエント急行殺人事件』のネタバレあるので注意です。