ギズモバイル

9人の翻訳家 囚われたベストセラーのギズモバイルのネタバレレビュー・内容・結末

1.0

このレビューはネタバレを含みます

秘密厳守の為缶詰状態にされた翻訳家達。
何故か内容が外部に漏出し、それをネタに出版社社長が脅迫を受ける。
犯人を炙り出すべく監禁状態で追い詰められる翻訳家達。
実は缶詰前に翻訳家の何人かが手を組んでクライムアクションムービーしてこっそり原稿奪ったふりしてからの本人書きましたのオチ。

振り返ると大半が無駄で構成されている。9人の翻訳家もほぼ存在意義無し。3人でも100人でも同じ。大袈裟な密室設定も同様。推理するだけ無駄。寛大な目線で見ればクライムアクションは見どころの一つだけど、そもそもそれをしなければならない前提条件(社長の生活習慣など)が伏線として抜け落ちていたので、空回り。控えめに言って下手くそ。

翻訳者達は報酬もらって仕事してるんだから主人公の偏った価値観で邪魔してやるなと。大体犯罪に加担したメンツは分け前もらえるのか??全部社長に振り込んだとか言ってたけど。支離滅裂な作戦成功させてからのドヤ顔がイラつく💢

デュダリスとかいう作中の名作もさぞかし薄っぺらい駄文の寄せ集めなんだろうと推測。