このレビューはネタバレを含みます
すごい面白かった!
いや傑作、すごいもんを観てしまった。
世界的ベストセラーの同時発売のために地下隔離施設に集められた翻訳家たち。
しかし厳重な管理をかいくぐり原稿がネット流出する。原稿はなぜ?犯人は?
極限状態の切迫したミステリー。
追い詰められていくのか追い詰めていくのか。
交差する思い出と、物語への愛と敬意が鍵となって貫く。
なにあのエモエモ創作と仲介と親愛と利用と思い出!
でもって展開的にこんちくしょうゆは書きためた原稿を貶して、燃やした所!
あれは魂を殺す。
彼には無価値だろうけど、本人にとればそんなの関係ないんじゃ!書く欲望は、自分たらしめるもんじゃ!ばーかばーか(子供かw
小さなビックリがそこそこに仕組まれていて、そのたびに予測を覆される。その果てに、あんな動機を見せられて、少し涙ぐんでしまった。
ネタばれ厳禁!いやもう、なにあの、どんでんどんでんどんでん返し!
なお、ポスターにあるダヴィンチコード云々は設定の元ネタなだけで、本編とは無関係です。