みあせぶ

9人の翻訳家 囚われたベストセラーのみあせぶのレビュー・感想・評価

3.6
出版業界に物申す!


人気ベストセラーシリーズの完結編を翻訳することになった9人の翻訳家。しかし、シェルターでの集団翻訳作業中に冒頭部分が流失し始める…

ミステリー小説を巡るミステリー映画!
大変面白かったですが、、、
少しこじつけ感あります。

犯人が二重人格でした〜とか、これは全部夢でした〜みたいな「それなら何でもありだろ!」的ラストがあまり好きではないんですが、今作もこれらに近い感じがしました。犯人は読めたけど、動機まではさすがに前述の理由で唐突すぎて読めなかった…

シェルター=密室ということなんですが、あんまり活かされてない。密室トリックとかを観たくて鑑賞するのはお控えくださいって感じです。密室をもっとストーリーに組み込ませられなかったかな〜〜〜🤔

そしてあのラストが意味するものとは…?どこまでが嘘でどこまでが真実なのか見分けがなかなかつかない。

1番テンションが上がったのが言語を活かした巧妙な犯罪の手口!!!私も第2外国語として履修しているスペイン語を頑張りたいと思います。(決意)
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