子供の頃に読んだ小説シリーズはけっこう面白かった記憶があるのだけど、この映画は全く面白くなかった。下手をすると不快になりかねない場面や台詞も多々あった。もっと爽やかなイメージだったんだけどな。
「誰も僕には興味がない」っていう主人公の台詞から始まるオープニングシークエンスがまずつまらなくて、映画を観るモチベーションが下がりきった。やっぱり出だしは大切だなと思う。冒頭で気持ちが冷え切ってしまうと挽回は難しい。
たぶん、作品を台無しにする改変がたくさんあったのだろうけど、原作を再読するのも怖い気がする。子供だから面白く感じただけだったのだろうか。良い思い出はできれば良いままにしておきたいな。