このレビューはネタバレを含みます
殺人を目撃したピアニストの男が真実を追うサスペンススリラー。『サスペリア』との繋がりは一切なし!なんなら本作の方が前に作られているので完全に日本の都合。前監督作でコメディ映画を撮ったアルジェント監督がジャッロ映画に戻ってきた作品となる。
特徴的なサウンドとスタイリッシュな映像が魅力的で正直作中の7割は割と退屈だったのだが何故か目を離せない感じ。そしてその全てが繋がるラストの落ちが予想外過ぎてぶっ飛んだ。
細目の我『あー犯人カルロだったかー、でも最初のオルガの殺人の時隣に居たよな??ドユコト?』っていうのを疑問に思ってたらラストでしっかり主人公気付いてくれて面白さ加速。油断していたら足元救われました、恐るべしアルジェントの脚本。しれっとグロ要素も、有名な人形のシーンも良かったっすよ!そういえばカルロの実家に人形飾ってあったの思い出して鳥肌。そして多分のこれ2回目の方が楽しいやつ。