なつ

僕のワンダフル・ジャーニーのなつのレビュー・感想・評価

3.8
前作を映画館で観たとき、隣の男性が顔をぐっちゃぐちゃにして泣いてて…
この人は、愛犬を亡くしたばかりだと感じとり、次は私の番だと震えた。
帰宅し、愛犬を抱きしめ温かさに安堵した。
数ヵ月後、愛犬は虹の橋を渡った。

犬にせよ猫にせよ、彼等は話せない。
人間は口が聞けるから、愛してる相手でも傷付けられる事もある。
愛犬から嫌な想いをさせられた事は、生涯一度もない。
寄り添い、無償の愛で包んでくれた。
そして私の一番の“仲間”だった。
一生懸命生き抜いた姿を目の当たりにした私は、愛犬のおかげで死が怖くなくなった。
ほんとうに、“いい子”だった。
くるみ大好き、ありがとう、いい子やね、いい子やねと、繰返し呟き抱き締め続けた在りし日を思い出す。

愛犬自慢になったけど……つまりそんな映画です。(多分…。)
なつ

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