ざきこー

僕のワンダフル・ジャーニーのざきこーのレビュー・感想・評価

4.5
【その“犬生”に一遍の悔いなし!!そのすべてがベイリーなのだ】

アマプラの動画レンタルで前作の「僕のワンダフル・ライフ」と連続で鑑賞。

結論から先に言うと「最高」でした。。
前作の良いところをそのままに本作ができており、ストーリーがちゃんと
繋がっているところも制作側の本作に対する愛情をすごく感じました。

ストーリーは前作の主人公イーサンと愛犬のベイリー、イーサンの妻ハンナが
娘のグロリア、孫娘のCJと暮らしているところから始まる。
グロリアはCJを身ごもっている際に最愛の夫を亡くしてしまい、
失意のなか仕事と酒に明け暮れ、母親としての役目を果たせていなかった。
度々イーサンたちとグロリアは衝突し、あるCJの危機から口論になり
ついにグロリアがCJを連れて出ていってしまう。

イーサンとハンナもそのことで大きく肩を落としてしまい、ベイリーにも
また寿命が訪れてしまう。
ベイリーの意識が朦朧とするなかイーサンがベイリーにこう言った。

これからは孫娘のCJを守ってほしい

ベイリーに新しく与えられたミッション、それは孫娘のCJを守り、
家族の幸せな時間を取り戻すこと。
周囲の環境を巻き込み、みんなを幸せの「縄張り」に連れ戻すための
ベイリーの「犬生」がまた始まる・・・


いやぁ、ベイリーは何度生まれ変わってもかわいいね笑
ビックドッグの時ですらかわいかった笑

ベイリーのすごいところは、CJだけじゃなくて、
CJを取り巻く、ひいてはイーサンを取り巻く人たちみんなを幸せにするというところ。

前作に引き続き、犬らしい本能を取り入れたオトボケシーンもあり、
ベイリーの魅力は健在でした。

CJとベイリーの繋がりも素敵だったが、やっぱりイーサンとベイリーが最高だった。
最後の10分くらいはもう泣けて泣けてしょうがなかった・・・笑

どれだけの月日が経って、離れ離れの時間がどれだけあっても
2人が築いた絆・信頼関係は失うことがない。
そういう強くて温かい気持ちが周囲にも広がって、映画自体もとても
幸せな気持ちで包まれた、心温まる作品に仕上がったのだと思います。

今(2020年3月末)なかなか外出ができない状況で、ストレスもたまりやすいと思うので
ぜひまだ観ていない方は前作とあわせて観ると、とっても癒されるので
週末のお供にぜひおすすめです!
ざきこー

ざきこー