U-NEXTでしか観れない作品を観ようシリーズ⑬
中川龍太郎監督・脚本、松本穂香主演による、喪失と再生、成長を描いたヒューマンドラマ。
ちなみにタイトルは明治・大正期の詩人、山村暮鳥の詩「自分は光をにぎつてゐる」から。
共演は渡辺大知、徳永えり、吉村界人、忍成修吾、光石研 他。
磨きあげられ埃ひとつ落ちていない床。
古くともしっかりと愛情を注がれた民宿だという事が分かる。
長野県野尻湖の情景も非常に美しい。
それに対して、東京で銭湯を営む京介の部屋の汚さときたらw
ザ・生活感www
『やがて海へと届く』を観た時も強く感じたけど、カット毎の構図に強いこだわりが感じられるし、中川龍太郎監督の力強く美しい映像表現はとても好み。
形のあるものはいつか姿を消してしまうけど言葉はずっと残る。
言葉は心だから。
心は光だから。
―わたしは光をにぎっている―