なおスコア高め

わたしは光をにぎっているのなおスコア高めのレビュー・感想・評価

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)
4.0
fillmarks試写会にて🎥
この監督の前作・四月の永い夢🎥が大好きで、すごく楽しみにしていた

松本穂香ちゃん演じる澪は二十歳のはずなんだけど、とてもとても幼く見えた
すれてないというか、ポワンとしていて、上京したばかりのシーンでは何だかヨチヨチ歩きのように感じてしまった
育った場所と人の速さが違ったのか、
分かっているのかいないのか
布団でぐだーっとするシーンは、四月の永い夢の朝倉あきちゃんと重なって、何だか気掛かりだ

それが、だんだんと、出来ることからしていくうちに、足取りまでしっかりしてくるようだった
大浴場のある民宿育ちなんだもの、銭湯での仕事は澪にとって自然だったのかもしれない
素っ気ないけど光石研もとても良かった
徳永えりちゃんは鋭いことを言うし、気になってた渡辺大知も絶妙な感じで、その彼女も良かった

上映後に監督のトークショー付き
映画解説の方が進行役、監督との熱いトークを色々覚えておきたくて頭がパンパン
都市開発のために立ち退きを迫られ無くなっていく街並みと共に、当時過ごした時間や思い出までたち消えてしまうようだから、
それを記録したい、記録できるのは映画しか無い、というお話も
昔ながらの商店街や路地裏、私の世代では懐かしいと思えるけれど、
次の世代、その次の世代の人たちはどんな風に感じるんだろう
そんなことを考える
そして、どの質問にもすごく親身に真剣に対応する解説者と監督の姿勢に、本当に嬉しい気持ちになれた試写会だった