今日観た映像、聞いたセリフ、言葉全てを胸にしまってずーっと残しておきたいって思える映画だった。
区画整理のために消えゆく街並み。終わることは覆せないけど、どう終わるかを選ぶことは出来る。そうすることで、監督が言っていたように、居場所を選んでいたのではなく、居場所に生かされていたことを知るんだと思った。
全体的に台詞が少ない分、余白がたくさんある。その余白こそが、知らず知らずのうちに握りしめている光のように感じた。
形あるものはいつか消えるけれど、言葉だけはずっと残る。言葉は心、心は光
人生の分岐点に立つ時に見返したくなる気がするよ