前作を観ているとより楽しめる作品ですね。まあ、観てなくても成田凌さんがサイコパスで、千葉雄大さんがトラウマ抱えた刑事だとはすぐわかりますし、問題無い。
今回は、前作で殆んど無かった加賀谷と浦野のやり取りにじっくりと時間を割き、加賀谷のトラウマに関する秘密までもが明らかにされるなど、心理描写にも力を入れてます。
この主人公の秘密を知る見返りに、拘留中の容疑者が捜査に協力する流れって、そうです、「羊たちの沈黙」ですね。
まあ、今となっては使い古されたプロットですが、意識してるんでしょうかね。
ストーリー自体は一作目よりも練られていて面白いです。白石麻衣さんのあんなシーンあるのかと？！ちょっと驚いたり。成田凌さんのイカれた演技は今回も良かったですし。
でも前作のご都合主義的な展開は減ったように感じますが、反対に突っ込みどころは目立つかなと。
ネタバレになるので伏せますが、終盤の展開は成る程と思わされる、オチのつけ方でしたけど、ある重要人物の事件への係わり方よく考えると矛盾してないかい？って。
私の理解不足なんかなー
これも原作読んで考察せなあかんのかいな(^^;
まあなんだかんだ言ってもヒットするだろうけど、早くも三作目作る気ありありなんですね…
