開幕の女性主人公の競泳水着の食い込みに「ドキッ」として、セオリーのタンクトップに期待するが結構ガード固くて「わかってないなぁ」と思いかけた時に余計な所に気が散らない分ガッツリ恐怖を味わえて尺が短いのも手伝ってサクッと楽しめた。
嵐が来て大雨降って地下室から出れないのに水が流れ込んで来て水中にワニが…とお膳立てバッチリなのは、いやがおうでも盛り上がる。それだけでなく、父と娘の復活の物語までついていてお得感ある。
ひげをたくわえたベリー・ペッパーさんは口もとがひんまがって見えない分頼もしい。強調しすぎないチラ見せゴアシーンも適度なインパクトあってアジャ&サム・ライミの看板を裏切ってなくて嬉しい。
総じて面白いんだが、ワニがワニ園から逃げて来て沢山いるというのがリアリティあって怖いと思うが、体がどでかいや、片目や、アルビノや、「ラコステ」と呼ばれてるなんかのキャラ付けされてるワニがいてくれたらもっと痛快だったと思う。
必死に逃げてボートに乗った瞬間、家に逆戻りのシーンはお笑い名シーンだと思う。
人、ワニ共に「クロール」をきっちり見せるのはよいね。
