劇場公開版はスタジオ録音の歌を当てているけどこっちは(たぶん)その場で録音したのを使っている。(ただしレディーガガの歌に限り)
迫力という点から言えばスタジオ録音の方がいいけど、感情がダイレクトに伝わるのはこっちかな。特に最後の歌は圧巻だった。
序盤のジャックのツアーの編集がかなり劇場公開版と異なる。劇場公開版みたときにアリーだけ何曲もやりすぎじゃない?これもはやアリーのライブになってるよね?と思った部分が割と納得できるようになっていた。
あと最後の歌の編集がこっちの方が段違いにいい!
でもやっぱり中盤は長すぎてイライラしてくるけど、こっちの方が「二人だけの世界」という宇宙が構築されている気がして好きかも。
町山さんが「アリーはジャックが死んだことでようやく本当に歌いたいことができた。最後の歌を歌い終えて天を見上げたあの瞬間に本当の意味でスターが誕生したのだ」と言っていて、確かにと思ったし、また泣いてしまった。