クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代の作品情報・感想・評価・動画配信 - 2ページ目

「クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代」に投稿された感想・評価

父性との決別・迎合、プロダクトアートの興隆、人間本来の孤独や今も続く不確かさと疑問の時代、とクリムト、シーレをメインコンテンツにしてそっち系現代創作物の源流が辿れる便利なドキュメンタリー。
リリー・コールの吹き替えがちょっと…せっかくの朗読、ここだけでも字幕にして欲しかった。吹き替えの人のせいでなく、女性のセクシャリティ確立もテーマのひとつだったから何らかディレクションがあった結果なんだろうけど。
メジャーなクラシックがジャンジャン流れるので楽しくみれる。鳴りすぎてて時々笑える。盛り上げ過ぎ。
勉強になるアートシネマ


グスタフ・クリムト、エゴン・シーレ、両人を全く知らないうえにウィーン黄金時代とやらも聞いたことないくらいアホな僕でも楽しめました。


まずはクリムト。
恐ろしく官能的で恐ろしく魅力的だ。
『接吻』を生で鑑賞してみたい。でもクリムト展もう終わってるんだもんな…

ちなみにぼくのスマホケースは金箔で作られた、北斎の『凱風快晴(通称:赤富士)』でめちゃくちゃお気に入り。
やっぱり金てすごいなあと思う。見ているだけで圧倒される。
ぼくはスマホ世代ですから、当たり前に毎日スマホ触りますがその度にゲェゲェ言っちゃいますもんね。金はすごい。


次にシーレ。
彼が長い間ポルノ画家と思われていた、というのはすごく不思議だ。
すごい暴力的で荒々しく、残酷な絵に思えた。
もちろん人の性癖はそれぞれだが、ぼくは彼が描いた裸体には一遍の性欲も沸き立たない。
では惹かれないか、といえばそうではないのがまたしても不思議である。


この2人を中心にウィーンの黄金時代を紐解いていくことで、新しい知を得られたからぼくは大満足です。

芸術の秋にうってつけの作品でした。
jocx

jocxの感想・評価

3.5
学術的な映画、ウィーン分離派が立ち上がった時代、絵画のクリムト、シーレをはじめ精神分析のフロイト、建築家のオットー・ワーグナー、音楽家のマーラーやすシェーンベルクなど、様々な人物の名があがる。この時代の女性は意外としたたか。そんな女性をシーレやクリムトは古典に捉われずに自由に描く。私はクリムトが描く手が好きだ。情熱的で表情があり、エロティクである。この映画はウィーンのための映画で、前知識が無いと分かりづらいかも。
美しいウィーンの街並みや建物、衣装など見どころはたくさんある…この街も芸術もヒトラーが登壇した途端、壊されてしまう。私はこの街も歴史も芸術も好きだ。
眼

眼の感想・評価

3.9
クリムトやシーレの絵が生まれた背景に迫る内容。元々そのあたりに興味があったし、歴史が苦手な私にとっては本を読むより分かりやすくて助かった。
普通に二人の絵が好きで観たくてこの映画観たのですけど。私はこれに、学生の宿題の感想文みたいに真面目できれいな感想書けない。
全体としてはエロ面倒くさくてかったるかった印象。二人の絵が好きでないときついかなと思う。

クリムト以上にシーレの絵が元々好きだったのだけど。「シーレの絵は女性を受け身な存在であることから解放した」とか言いながら(確かにただ受け身じゃない生命感があってシーレの絵のそこが好きなのです)、「女性モデルを傷めつけるようなこともしてた(でも画風見てるとこれはあるかも、と言われて思う)」「結婚前は下級階級の恋人がいたけど別れてお金のため中産階級の娘と結婚した、これ当時の普通」とかなかなか来るものがある。

この二人が絵を描く頃から、フロイトの精神分析の成果として、「絵を観る側が性的な衝動を持って絵を観る」と描く側が理解して描くようになった、とかは、ああなるほど、って思いました。だからもう意識的に絵が艶やかだもんね。ほらねエロ面倒くさい。
はにー

はにーの感想・評価

4.0
本作のトーク付き試写会を、クリムト作品溢れる都美術館で観た喜び😇

フロイトとの繋がりも興味深いし、
精神学者のエリックおじいちゃん愉快すぎた笑

山田五郎さんのトークはさながらウィーン美術に関する講義で、貴重な学びと経験でした😳

エンドオブセンチュリー。
新への歩み始めと美への探究。

師弟関係でもある2人の作品は対照的ではあるが、美への視線・確実に(今までと)違う表現の始まりだった。
全編ナレーション付且つ、それぞれの作品が付き、かなり観やすい一作。

僕は丸切シーレ派で。
常にある日常の時間・不安・怒り・後ろめたさ・かなり主観的な美徳、例えるならそういったものが、ぬるんと表現されている(表現の1つとして圧倒的に地位を確立した)雰囲気がある。
中途半端な姿勢なら意味が分からない、で終わってしまうところではなく、事柄・事物について聞くことさえ許されず、自分で勉強し呑み込める事が出来ない事の恥じらい、のようなわざと強く距離をあけているような、例えるなら個人的な解釈はこうだ。

脱線するが(このまま戻らず終わるとする)、近頃たまに映画館でねむってしまうことがある。
ビル・エヴァンスの時も、ついうっかりとしていた。音や映像が良過ぎる?と、楽しみにしていればそうである程、そんな風な気がする。
シーレと同じくして28歳、日々仕事に走る事イコールのいい疲労感からであれば良いが、単に加齢である事は決して認めない。
トモミ

トモミの感想・評価

2.8

このレビューはネタバレを含みます


クリムトとシーレ、というよりウィーン世紀末芸術についてという印象。

大音量のクラシック音楽が、なぜか眠気を誘う、、

知っていることが多かったせいか、すこし退屈してしまった
え

えの感想・評価

3.2
クリムトに限らず20世紀はじめのウィーンの芸術についてのドキュメンタリー映画 NHKでみたことある体裁

好きでもないのに結婚した妻と虚ろな目のシーレが抱擁する絵で「人間は結局孤独ということです」ってナレーション入って心が死んだ
猫

猫の感想・評価

3.5
クリムト展を先入観なしで観たかったので
(3日後に鑑賞予定です)
映画の鑑賞を躊躇っていましたが
時間があったので。

クリムトよりはエゴン・シーレの話が多かった。
(クリムト展にかけて、観客動員を目論んだ邦題なんだろうなぁ)
そして表題通り、その時代のウィーンの話でした。
……例によって
続けての二本目だったので途中寝落ち、か寝ながら(片目を交合に開けてた、……つもり)
鑑賞……
個人的には
エゴン・シーレに興味を持った。
(最初の頃はちゃんと起きてたもん)
解説の多いドキュメンタリーには
やっぱり睡魔が潜むのだ……

クリムト展に行ってから
追記するかも?