テーマがスゴく重いものを含んでいるにも関わらず。
ちゃんとエンタメしてた❗️
主人公の半地下の家族が大富豪家族に、少しずつ寄生していくところとか、あと中盤からクライマックスへの流れまで…
要所要所でテンポがとても良く、観やすかった。
家族の場面とか普通ならありきたりな空気が流れてつまらなそうな雰囲気になるのに、展開が早くて全然目が離せなかった。
現代韓国の社会問題がテーマなので、重苦しいかと思いきや、それだけではなく…
ちゃんと娯楽的な要素を取り入れて皮肉やら批判を含んでいた。
よく同じような社会問題をテーマにした作品として『万引き家族』と比較される事があるけれども…
観やすさやテンポの良さを比べると2つはやはり全く違う系統の映画だと思う。
最初の食事シーンと最後の食事シーンの赤い液が飛んだシーンのデジャブ感は、あえて入れたんだろうか?
そしてこの家族の関係についてもなんだかもやっと違和感あり、疑問に残っていたけれど、その辺の回収などは一切無かったので、ただの気のせいだったんでしょうね〜
こういう映画は結構好きかもしれないです。