このレビューはネタバレを含みます
社会派映画かと思いきや、ところどころ挟まるコメディ×スリラー×カルト風味?のわかりやすく凝った演出に惹きつけられて、最後まで飽きることなく一気に観られた。
お金に余裕があるがゆえに「純粋」(ただしドラッグはやる)で「優しい」(そもそも同じカテゴリの人間と思っていない、女子供に対しても同様)な富豪にはうすら寒さを感じるし、パラサイト一家には嫌悪感を感じるけれど、
はたと、これは自分は中間層であることを確かめて安心する作業なのではないだろうかと、ひやりとした。
ラストの山に入る以降のシーンが結構好み。