「コーナリングが絶妙です」
ポン・ジュノ監督、キャスト陣から「ネタバレさせないでね」と上映前にアナウンス。
ですので、アウトラインのみレビュー。
確かに事前情報を極力避けて、余計な先入観無しで観るほうが絶対に面白い。
貧富のヒエラルキーをコメディ&サスペンスで描き、美しい大邸宅を舞台に緊張と緩和と驚きが物語を進め想定する先の展開の斜め上をいく。
格差社会の皮肉と風刺を纏いながら、コメディテイストがダーク色に染まっていく社会派でありながらも見事なエンターテインメント作品!
もう邦画はアニメ以外では世界で戦えないんじゃないかと思うほどこの映画は良く出来ている。作品としてほぼ完璧と思います。
とりあえず"時計回り"だ。