「同じにおいがする」
ポン・ジュノ監督の独特なユーモアがそこかしこに。
ネタバレ注意を謳うほどの大きな意外性は感じなかったけれど、面白く観ました。
染みついたにおいってやつは自分ではわからないんだよなあ。
「時計回りで」は名言。
個人的な好みとしては、家族の絆の、もっと深いところまでを描いた上での、あのクライマックスであって欲しかった。
寄生する家族と寄生される家族。
その共生関係。
その貧富が完全に逆転してしまう、というのも面白かったかも。
パク一家が半地下に暮らすの。
(空腹だったから、ジャージャー麺が食べたくてたまらなくなった)
川島雄三監督の傑作「しとやかな獣」を思い出したりもして。
ポン・ジュノ監督は「母なる証明」が一番好き。
TOHOシネマズ日比谷での先行上映。
今年の映画納めです。
皆さん、良いお年をお迎えください。
リスペクト。
#2019年に観た映画ベスト10
「心と体と」
「ジョーカー」
「Starlet」
「ルディ・レイ・ムーア」
「ファースト・マン」
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
「キャプテン・マーベル」
「ヘレディタリー」
「グリーン・ブック」
「イエスタデイ」