新年一発目、先行上映で観てきました。
パルムドール受賞など何かと話題の作品ですね。底辺に暮らす家族が金持ちのいわゆる上流階級の家庭に入り込み、タイトルの通り寄生していく様を描いた問題作です。
先行上映だからなのか、またはこの映画の性質上か上映開始時に監督、キャスト揃って結末を口外しないようにネタバレ厳禁のメッセージを流すなどの徹底ぶり。
そのためストーリーに関して多くは語れませんが…
メインキャストはなんとも胡散臭い詐欺一家なんですね。序盤はその家族がターゲットの家にいかにして入り込むか、計画や手口、駆け引き、これがなかなか見応えがあります。
そして取り入った先にはどんな展開があるのか？中盤以降ほんと先が読めないんですね。脚本が秀逸だと思います。
もちろんストーリー展開だけが売りの作品では無く、そこには韓国の格差社会に対してのメッセージ性もしっかり込められています。
出生率低下など現在日本は衰退の一途をたどっています。隣国のように格差が酷くなれば、日本も決して他人事では無くなるだろうなと考えさせられましたね…
