なにこれ。
全てが寸止めで中途半端。
では駄作なのか?
いやいや。 凄まじい傑作だ。
コメディ? スリラー?
サスペンス? 社会派ドラマ?
あと少しで、ジャンル分けができるのに、敢えて踏み込まず。
エロ、グロといった表現についても。
はい、ここまでしかお観せしません。
ハッピーエンド? うーん。。。
バッドエンド? ではない。。
寸止めで少し足りないから、観る側の意識が掻き乱される。
これ以上やったら、苦しくなる。
これ以上やったら、笑い続ける。
しかし、絶妙な寸止めによって頭のスイッチが否応なしに切り替わる。
階段を上り下りするように。
そう。
すべて "半地下" なんだ。
暗闇ではない。
日の光は入る。
地上ではない。
生活は足より下。
その絶妙な中途半端な位置付けが、この作品の至るところに散りばめられている。
モールス信号なんて、特にそう。
あぁ。監督のネタバレ厳禁メッセージも
、それによって想起されるものとのズレを生んでるのかもしれない。
もしかして脳内にパラサイト=寄生されてるのかな。。。
もうこれ以上書けない。
観て。
人を選ぶけどね。