2020.1.12
コメディ要素とメッセージ性の入れ具合が絶妙なバランスだった。が、同時に映画祭受けしそうな演出が散りばめられていると感じてしまった。例えば、時計回りの描写とかって必要???パルムドール作品と知っている状況で観賞しているので、厳密には先入観によるものなのかもしれないし、今となってはわからないけど。こういうことがあるから本当は前情報を完全にシャットアウトしたい。
一緒に暮らしてんだもん。そりゃ同じ臭いだし、地下鉄の臭いがするってリアルだよな。大洪水の翌日にパーティを開催する一方で、家を失った人々が体育館に集まっている。同じ地域で。無差別殺人シーンはただの殺し合いに見えて、とっても奥が深い。ノープランの一家の亭主ぶちかましてたけど、誰があの行為を否定できるのかな。