このレビューはネタバレを含みます
パッと見た印象、
世界の縮図を見ているようでした。
というのも、
お金、物に溢れながら贅沢、優雅な生活をする人々
その生活に憧れながらもそこにいけない人々
誰かを蹴落とさなきゃ生きていけない人々
その世界から出たくても出られない人々
所謂、上級界流と呼ばれる人たちは、水面下で起きてることを全然知らないし、
いざ、危険に晒されたら自分を守る事に必死でだれよ助けてくれない。
生まれた場所、家によってできてしまう格差。
どうすればみんなに平等に選択肢が与えられるんだろう、そんな世界はこないんだろうかと悲しい気持ちになりました。
そして最後の部分を見て、
社会格差は表面的ではなくて
根本的な改善が必要というあたりは凄く納得した部分でした。
重い空気感は否めなかったけど、
最後まで目が離せなかったです。