さすらいの旅人

イソップの思うツボのさすらいの旅人のレビュー・感想・評価

イソップの思うツボ(2019年製作の映画)
3.0
「カメ止め」スタッフによる大混乱映画。WOWOW録画視聴。

監督3人で分担演出し、オムニバス映画ではない異色作品だ。

本作はカメ、イヌ、ウサギの名前のつく3家族の物語。
監督が3人なのは、3家族をそれぞれ担当して演出するためとのこと。
ネタバレすると面白くないので、ストーリーについては省略します。
ましてストーリーが複雑すぎて、説明できないほどてんこ盛りの作品です。

スタートは思春期の女子大生の甘酸っぱい片思いの恋話からスタートするが、突然物語は多重構造の大混乱ドラマとして展開する。
その大混乱ドラマのため、観客は冷静に判断できなくなり、ドラマについて行けなくなる。まさに、スタッフ暴走の観客置いてきぼり映画の典型と言える。(それがスタッフの狙いであれば失礼)

スタッフの映画に対する熱意は買うが、あまりにも何でもありの展開なため、私は途中から引いてしまった。もっと力を抜いて楽に作った方が良かったかも知れない。
ただ、3家族の娘を演じた3名の若手女優は、個性的な演技で素晴らしかった。今後も期待したい。

本作はB級低予算映画が大好きで、ただ楽しめれば良い方にはツボになる映画かも知れない。